特定非営利活動法人
NPO日本食育インストラクター協会


NPO日本食育インストラクター1級取得者インタビュー企画①:永山竹敏さん

流通現場43年の経験と反省が“食育活動の源”!
「手話で食育講座を!」という新たな目標も見つけ、
楽しく、精力的に取り組む食育インストラクターに食育活動での極意を聞いた!

今回は東京にお住いの永山竹敏さんをご紹介します。

永山さんは、2014年から食育インストラクター会員で、出講を含め年間30~40回の食育活動を展開されています。

Q. なぜ食育活動を始めたのですか。
私は43年間「食」の流通現場(スーパー業界)に携わっていました。 65歳で定年を迎えた時、友人からNPO日本食育インストラクター協会の事を教えてもらい、「食育」の素晴らしさに出会いました。
サラリーマン時代は、企業の言い分優先で家庭での食品廃棄に目を向けることはありませんでしたが、食育を学んだ今は、消費者の視点そして環境問題の観点からも奥の深さを実感しています。
現在は、食育出前授業を展開し、講師またインストラクターの皆様に積極的に講師として活躍していただくお手伝い(アテンド)をさせていただいています。

Q. 活動を進めるにあたり、何か永山さんご自身でのこだわりなどありますか。
講師としては、「楽しく」「解り易く」を心がけています。お陰様で、「楽しかった」「あっという間の時間だった」「凄くためになった」との感想をいただき、それが励みになって活動を続けています。
また、アテンダーとしては、講師がやりやすいように相手様との段取りを入念に行い、時にはアドバイスをしたり、当日も余計な心配なしにスムーズに講座が行えるように努めています。
思いもよらない質問が出る場合もあるので、きちんと対応できるように勉強をしています。


アットホームな雰囲気の中での永山さんの食育出前授業

Q. 最後に、今後の展望を教えてください。
今、食育活動以外では、「手話」を勉強中です。先日も「ろう学校」での食育講座で、手話を交えて行い(当然手話通訳ありですが)、とても親近感を覚えていただきました。
いつか、通訳なしで自分の手話で、きちんと食育講座を行いたいと思っています。

どうもありがとうございました。
手話は、必ずと言っていいほど県知事のスピーチなどに登場するようになり、興味深い取り組みですね。
今後のご活躍を期待しております。

《バックナンバー》