小櫛 和子
子ども達の食育は、公教育の場である「学校給食」で行う必要があると考え、市民団体「NPO法人ふじのくに学校給食を考える会」の代表として、静岡県富士市の自校直営方式の学校給食の継続と、地元農畜水産物の活用を訴える活動を40年近く続けています。
また、食農体験の必要性を感じ「ふじ食農体験交流協議会」を設立し、地域の子ども達や学生を受け入れる農業体験提供者の連携体制を作りました。
「食べる人にも 作る人にも 環境にもやさしい農業」が、豊かな生態系を取り戻し、持続可能な地域社会につながります。そのためには、地域農業への理解者を育てる必要があります。
「富士市学校給食等地場産品導入協議会」は、関係行政機関、市場、流通業者、生産者、農協、市民団体が構成員となり、学校給食での地産地消の推進と食育を目的に活動しています。私は、現在「協議会」の会長として、地域の生産者が小学校を訪れ授業を行う「出前授業」のコーディネートを行っています。
「出前授業」は、今年度も市内19校、約2500人の児童を対象に行われる予定です。
「ホームページ」
NPO法人ふじのくに学校給食を考える会
富士市学校給食等地場産品導入協議会
ふじ食農体験交流協議会