特定非営利活動法人
NPO日本食育インストラクター協会

「食育」メニュー紹介

ミックスビーンズとプロセスチーズのコブサラダ

材料:
ミックズビーンズ缶 120g
プロセスチーズ 60g
ブラックオリーブ(種なし) 8個
茹で卵 2個
アボカド 1/2個
きゅうり 1/2本
レタス 120g
ミニトマト 12個
材料:
マヨネーズ-A 大さじ4
ケチャップ-A 大さじ1
ピクルス(みじん切り)-A 小さじ2
レモン汁-A 小さじ1?(7.5g)
黒胡椒、ドライパセリ-A 各少々

《レシピ》

  1. レタスは一口大にちぎり、水に5分放してからよく水気を切り、器に盛る
  2. プロセスチーズは1㎝角に切り、オリーブはスライスする
  3. 茹で卵は1個を4等分のくし型切り、きゅうり、アボカドは一口大の乱切り、ミニトマトは半分に切っておく。
  4. Aを混ぜ合わせてドレッシングを作っておく。
  5. ①のレタスの上に、②③をそれぞれ帯状に彩りよく盛りつけ、④のドレッシングを添える。

《料理の特徴》

≪テーマ≫
箸の使い方、咀嚼力を養う

≪目的≫
食事をする上でのマナーで、箸を上手に使えないという事は、子どもの頃からの食生活、食環境が関係しているのではないかと思います。また、家庭の食卓において、親と子のコミュニケーションの中で、正しい箸の持ち方を伝承していく事が大切だと思います。

料理教室に入学する新入生で、まれに箸を上手に使えない方を見かける事があります。
そこで、箸が上手に使える近道として“豆”に注目してみました。
子ども用の玩具でも、プラスティックで出来た豆と箸を使って皿に豆をいくつ移動できるかというゲーム感覚で身につけるものがあります。
また、少し固めの豆や一口大に切った野菜を食べる事により、咀嚼力や顎の筋肉を養う事が出来るようになります。
今の若い人たちは、50年前の同年代の人たちに比べ、顔の形が変わってきています。50年前は顎のラインがしっかりしていて、エラがしっかりはっているのに対し、今の若い人は顔全体がたまご型になり、顎が小さく、大人になっても幼い感じに見えます。
その原因は、食の欧米化が進み、肉や軟らかいものを好み、食感のある固い野菜等を食べなくなってきた事だと思います。

このような事を踏まえ、『ミックスビーンズとプロセスチーズのコブサラダ』を提案いたします。

※ コブサラダとは、1937年、ロサンゼルスのハリウッドにあるレストラン「ブラウン・ダービー」のオーナ、ロバート・H・コブが、考案したサラダと言われ、今では世界中で食べられています。また、茹で卵やチーズが入っているので、ボリュームたっぷりで、サラダとしてだけでなくおかずとしても食べられており、一品で大満足の料理です。
【料理のポイント】
アボカドは、切った後にレモン汁(分量外)をまぶしておくと色が変わりにくい。
茹で卵は、卵は常温におき、手引き湯に静かに入れ、沸騰するまで静かに箸でころがすように茹でると、黄身が中心に来る。

NPO食育インストラクター1級
「日本クッキングスクール」真中香菜子

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